晴天のもと、今回も無事開催された、EDIBLE KUROKAWA YARD(エディブルクロカワヤード)!
天気が良すぎで、5月とは思えない暑さの中、白川茶の茶摘み&製茶体験を開催しました!
今回は、満員御礼。運営側としては、ちょっとドキドキしましたが、日本茶インストラクターの各務くんの助けもあり、学びの多い1日となりました!
自己紹介&オリエンテーション
初めて参加される方もいらっしゃったので、自己紹介&EDIBLE KUROKAWA YARDのコンセプトを得意のKP法でお伝え。
今回は、中日新聞の第一土曜日に発行の環境情報誌「Risa」の里山体験のコーナーの取材もありました!
7月号に載る予定です(モニターのご家族がですが。。)!名古屋地区の方は是非ご覧下さい!
お茶畑へ行こう!!
オリエンテーションは早々に終わらせて、お待ちかねのお茶畑へ!
野生的に仕立てても大丈夫というお茶畑をお借りしています。
この2年ほどは自然栽培でしょうか。
葉っぱの新緑が美しい!
肥料がなくても立派に育ちますね。
さあ、みんなで茶摘み開始!
新芽の柔らかさを感じながら、みなさん丁寧に茶摘みをされていました。
子供たちは、お茶畑を走り回る。タケノコをみつけて抜く。
仕立てていないお茶の木は子供たちにはまさに迷路!
休憩の間、天日干し(今回は包種茶をつくります)。
世界はお茶でつながっている!!
休憩中に、わざわざ茶畑にホワイトボードを持ち出して(笑)の「お茶の座学」。
お茶の起源は中国で、そこから全世界に広がっていきました。だから、呼び方も似ています。
トルコのチャイとか。東回り、西回りで、「チャ」と「ティー」に分かれたようです。
発酵の具合で、紅茶やウーロン茶になること、お茶の歴史などをお伝えしました。
休憩中には、昨晩から用意してもらった、水出し茶を味わいました!
子供がもっと飲ませろと言う美味しさ!
渋みの少ない、子供たちにも飲みやすい本格的な緑茶です!白川茶うまし!
緑茶の淹れ方講座〜野外編〜
お茶畑から戻ってからは、白川町役場の農務で勤務する、各務くんに講師となっていただき、緑茶の淹れ方講座を開催!
前日から暑いことが予想されたので、竹と遮光ネットで即席タープの下で、お茶会が始まりました!
なかなか良い感じ。。
緑茶のように爽やかな講師と言われた、各務くん。
彼が日本茶インストラクターになって頑張っているのを昨年の秋のお祭りで目にしたので、これはと思い、忙しい中、来ていただきました。町内で連携して色々なことを体験できるようにするのもEDIBLE KUROKAWA YARDの特徴です!
基本の煎茶の淹れ方を学び、みなさん、実践。
今年の新茶を味わいました。白川茶の特徴で、香りが抜群!
しかも、丁寧に淹れたお茶はまた特別な感じがします。
そして、これが、会場を唸らせた、「氷出し茶」。
手もみ保存会の方が手もみされた茶葉を氷だけで抽出します。
もはや、お茶ではない!
テアニンというお茶に含まれている、うま味成分だけが溶け出している感じ。
「これで料理を作ったら美味しい!」
参加者からの声です。本当に、出汁みたいで、お茶とは思えない味。
楽しい体験となりました。
時間があればもっと講座を続けたかったですが、お昼の時間のためここで終了。
ランチはちょっと風変わりな手巻き寿司
今回もかまどで炊きました!亀の尾、やはり美味しい!!
第2回のエディブルクッキングでお伝えした、お味噌の溶き方を実践。
今回も1年味噌と6年味噌の合わせです。
海苔のかわりに、サニーレタスで、レタス巻き。
タケノコも味わいました。
そして、今回も子供たちにお花を摘んでテーブルフラワーを作ってもらいました!
お母さんの手助けがあったものの、お見事!!
こういうちょっとしたことが、少しでも子供たちの記憶に残っていてくれると嬉しい。
実際に、お茶をつくってみよう!
腹ごしらえをした後は、午前中に摘んだお茶の葉で、実際にお茶づくりをしました。
今回、製茶したのは「包種茶」。
天日に30分ほど、日陰で2時間ほど干して、少しだけ発酵を進めます。
緑茶とウーロン茶の合いの子くらいでしょうか。
ほんのり花の香りがするお茶です。
釜炒りで熱を加え、お茶の酵素が働かなくなるように(殺青)します。
熱が入り、お茶の香りが充満!新茶ならではの幸せな香り。
手もみ作業は、川で!?
今回は、手ぬぐいにお茶を包み、石の上でゴリゴリと揉んでいきます。
その間、子供たちは川遊び。親は河川敷でお茶の手もみ。
なかなか見られない光景です(笑)。
ティスティング&シェアリング
さあ、手もみしたての生の茶葉をつかって、ティスティング。
午前中に習った淹れ方を実践しながら、参加者同士で飲み比べも。
なかなか良い色が出ています!
花の香りもGOOD!
味も感動の美味しさです。
朝から手間暇かけて作ったお茶ですからね。うまいはずです。
同じ茶葉からも、工程を踏むごとに、人それぞれ違う味に。お茶もなかなかに奥が深いです。
何の花の香りがするかクイズをしようと思ったら、すぐに、
「あっ!ジャスミンの香り!」
との声が!
正解です。
今日は、嗅覚が特に刺激される1日でした。
匂いと記憶って時間が経ってもつながることが多いので、今日の体験が忘れられないものになっていますように。
シェアリングではこんな意見がでました。
- 朝摘んでからまさかお茶にして飲めるところまでいけるとは思わなかった!
- 発見の連続だった!
- こんなに美味しいお茶ができるなんて!
- 子供たちが飽きることなく遊びつづけられた体験だった
色々と準備した甲斐がありました!
秋が楽しみ、さつまいも植え
みなさん、お茶をたくさん飲んだせいか、まだまだ元気!
最後に、EDIBLE畑に行って、みんなでさつまいもを植えました!
秋が楽しみですね!焼き芋しますよ〜〜
(和ごころ農園としても、なると金時は初めてなので、どんな味か楽しみ!)
次回は田植えです!
今回も報告したいこといっぱいで、うまくまとめきれず、長いレポートになりました。
次回は、6月4日で、メインプログラムは田植えです!
裸足で田んぼに入って、大地と繋がりましょう!
田植えの回は定員を設けていないので、まだまだ参加者募集中です!ご参加お待ちしています。
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