活動レポート

第4回活動レポート「やっぱり特別!裸足で田植え体験」

6月4日、快晴のもと、第4回のエディブルクロカワヤードを開催しました!
4回とも天気に恵まれており、後押しを感じずにはいられません。

今まで、和ごころ農園としても田植え体験は開園した年から毎年やってきました。
今回は、「EDIBLEの中の田植え」という位置づけでプログラムを工夫してみました!

お米を食べることも命を頂くってこと

まずは、恒例の自己紹介から。
今回は、どこから来たか、仕事(活動していること)、オススメのことorハッピーニュースの3つのことを45秒でお話ししてもらいました!
参加者の人となりや会話のきっかけになることがどんどん出て来て、なかなか楽しい自己紹介タイムでした!

プログラムは座学からスタート!
はじめての方もいたので、EDIBLE KUROKAWA YARDのこと、狙いなどをまずお伝えしました。
お米についてもKP法(紙芝居プレゼンテーション)で!

  • お米は食べることだけでなく、農業や生活にも密接に関わっていること
  • 米粒1つ1つが種であり、命であること
  • 1株から軽くお茶碗1杯のお米が採れること
  • 農薬を使わないとどんな良いことあるのか?
  • お米作りの現状

などをお伝えしました。

これからする作業への思いや気持ちの入り方が変わったかなと思います。

さあ、大地と繋がろう!!

お待ちかねの田植え体験。
今年から、EDIBLE用に借りた田んぼです。
僕が住んでいる自治会のとなりにあるのですが、あ〜黒川にこんな良いところもあったんだと新しい発見もあります!

田植えのやり方を伝える前に、子供たちは、田んぼへズンズンと・・・
もう、おたまじゃくし探索です。
これまでの体験で最速です(笑)

裸足で田んぼに入る。

なんとも言えない感触です。身動きも取りづらく、1歩あるくだけで「きゃーきゃー」と賑やかに。
大人も大はしゃぎです(笑)

裸足で大地を感じながら(時には石を踏んで痛っとなりながら)、主食のお米を育てる。
昔からずっと、お米作りは特別扱いされてきたことがわかる、僕も一番好きな農作業です。

1列1列下がりながら植えていきます。
地主のおじさんからは、最近見なくなった田植え風景だな〜と言われました!
そうなんです。こういう「風景」を残すことも大切なことなんです。

途中からみなさん、リズムが出て来て、どんどん進んでいきます!

綺麗に植わっていますね!

お昼を挟んで田植えを終わらせる予定だったのですが、参加者のみなさんがこのままやってしまおう!と一致団結。休憩なしで一気に終わらせました。

「一人でやったら大変ですね!」

「だから昔は、近所の人総出で田植えしたんですね!」

「なるほど、確かにそうしないとですね」

初対面のメンバーで「結(ゆい)」の関係が築けることを素敵だな〜
と会話をしながら思ったのでした。

 

終わったあとに、記念撮影!

もうみんなお腹ペコペコです。

伝統料理を味わう!

田植えの時のお昼といえば、やはり、朴葉寿司

今回は調理する時間がなかったので、朴葉寿司を1人1つ分だけ予め作っておき、お代わり分はセルフサービスで盛り付けしてもらうことに。

家の裏に、立派な朴の木があるので、朴葉を取る体験だけ子供達と一緒にして少しでもご飯づくりに参加してもらいました。

 

お寿司の具材は、玄米すし飯、原木しいたけの煮物、タケノコの煮物、ふきの煮物、酢鮭
(なんと写真を撮り忘れる・・・)

みんなで、お米作りのこと、移住のこと、農業のことなど団欒しながら、美味しいお寿司を頂きました!

「いつもこんな美味しいものを食べているのですか?」

と質問されました。嬉しい限り。。
そうか、普段、旬のもの、季節もの、自然栽培のお野菜とお米を食べている僕たちはかなり贅沢な食事をしているのだと改めて気づかされました。

田んぼの世界を紙芝居で伝える!

ご飯と交流の後は、子供も楽しめる、自作の紙芝居風おはなし読み聞かせ会をしました!
この紙芝居は第二回目!

宇根豊さんの「生きもの語り」という本を参考に。
生きものや風景だけを画用紙に絵を描いて、ホワイトボードに貼りながら話を進めていきます。

今回は、「あまがえるの切ないお話」と、「おたまじゃくしと百姓仕事の関係」のお話の2つ!

子供達が集中して聞いていてくれていたことが本当に嬉しかった!
どれだけ伝わったかな?

農家がしている仕事が知らないところで、カエルたちを困らせたりも、おたまじゃくしを助けたりもする。大人も感動できるお話しでした。なかなかに素敵な本です。オススメです!

これ聞いたら、田植え機で欠株したところを補植しないわけにはいかないな。

畑作業もみんなで進めました!

畝間の草取り!女性陣には得意な作業のようです。

道具がなくてスコップでじゃがいもの土寄せをするペルー人の方!
馬力あって、すごい戦力だった!

うちの娘も砂場遊び道具もって参戦です。。

人参は失敗してしまいましたが、大根は順調に育っています!
次回のEDIBLEでは調理に使えそう!

農作業道具も遊び道具に早変わり。

それでもなぜか、苗を植えるとなると集まる子供たち。

みんなで畝立てて、きゅうり、かぼちゃ、ズッキーニを定植しました!

少しずつ賑やかになってきたエディブル畑。無肥料栽培でどこまで収穫できるでしょうか?

次回予告〜!

今回もかなり充実した1日となりました!

子供たちも相当楽しかったのか、帰りたくなくなっている子も。またおいで〜!

 

次回は、6月25日(日)です。
大きなイベント毎はなく、EDIBLEの軸でもある調理実習をメインに、芸術系の時間を採れたらと思っています!

ご参加お待ちしています!

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